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酒樽を威勢よくあけ、清酒が振る舞われる「鏡開き」。そのおめでたい席に欠かせないのが、「菰かぶり樽」です。神事にも用いられてきたもので、現代でもお祝いの贈り物として、またパーティーや披露宴などを華やかに演出してくれるアイテムとして最適です。鏡開き後、木樽の中の清酒は参加した人々に振る舞われますが、古くから大勢の人が集まる場で用いられていたため、一般によく見る４斗樽サイズには、72リットル、つまり一升瓶40本もの日本酒が入っています。

しかし、近頃では、
「なかなか全ての日本酒を消費しきれない」
「日本酒を飲みきれず、もったいない」
「見た目は華やかに、かつ、中身は飲みきれる少なめのものが欲しい」
といった声がお客様から届くようになりました。

そこで、タカラ容器では、華やかな見た目はそのままに、容量は少ない、新たなオリジナル容器を考案しました。

見た目には大型で、内容が小容量の菰かぶり樽は、従来は二重に底板をつけた上げ底樽を使用していましたが、今回ご提案の樽は、特製半樽＋専用上げ底パット（発泡スチロール製）を使用します。
専用上げ底パットを使用することで、樽巻き用のプロテクターが不要になり菰巻き作業も効率よくとり行えます。
灘、伏見も含め多くの酒造メーカー様で幅広くお使いいただいております。

72リットル本荷樽の中に底上げ板を入れて菰かぶり樽を製造。

72リットル半樽と専用上げ底パット（発泡スチロール製）を使用し、菰かぶり樽を製造。

鏡開き時は、従来の菰かぶり樽と同様にお使いいただけます。

上記は、72リットル菰かぶり半樽の場合の例です。

樽のみでも、菰かぶりまで行った状態でもご要望に応じた形態で手配いたしますので、お気軽にお問い合わせください。